コロナ渦で副業がブームになってしばらく経ちます。アフィリエイトブログはストック型のビジネスなので、ちょっと息切れしても収益が大きく落ちないのが魅力。今回は、レンタルサーバーで実際にアフィリエイトをして儲かるの?どういった記事を書けばいいの?というあたりを紹介していきます。
目次
アフィリエイト、怪しくないですか?
インターネットビジネスと聞くと、「怪しくない?」と思ってしまう方も多いと思います。実際、アフィリエイトビジネスの周辺では高額な情報商材が売られたり、詐欺まがいのプログラミングスクールがあったりと詐欺的な商法があるのも事実。ただ、アフィリエイト自体は古くからあるブログ収益化の手段で、「商品を宣伝して、そのサイト経由で買ってくれたら手数料がもらえる」という非常にシンプルなビジネスになります。アフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)と呼ばれる仲介業者も、大手の会社であるファンコミュニケーションズなど、上場企業が多くあります。
何を書いたらいいの?
何を書いたらいいのかは、アフィリエイトブログを始めようとすると必ずぶち当たる問題です。しかし、アフィリエイトはあくまで一つの手段であって、目的は「お金」の人が多いと思います。まずそこに立ち返ってみる必要があって、書くのが苦手な方がアフィリエイトサイトをやろうとしても上手くいかないことが多いので、別の副業などを考えた方が良いでしょう。逆に、ものを書くのが得意な方、人より秀でた趣味を持っている方はそれを記事化することで趣味をお金に換えることができます。これがアフィリエイトのメリットです。書きたいものを書いてお金がもらえるのが一番幸せなことですよね?
報酬額と商品選び
アフィリエイトによって得られるお金のことを「成果報酬」と呼びます。広告記事のクリックではなく、クリックした先で購入などのアクションが発生して初めて収益になるわけです。この成果報酬、「成果1件で3,000円」といった固定金額の場合と「売上金額の5%」といった固定率で支払われる場合があります。ご自身ですでにホームページをお持ちの方は、A8.netなどに登録して実際にどういった案件が並んでいるかみるのが一番早いです。クレジットカードから生命保険、総合通販、コスメ通販などありとあらゆるものが広告案件として表示されています。
基本的には、自分が得意なこと、興味のあることに繋がる商品を紹介するのが王道なので、キャンプが好きな方であればキャンプレポートとキャンプ用品を。ガジェットが好きな方は自分が買ったガジェットレビューをするというのが自然な流れでしょう。男性なのに収益率が高いからといって頑張ってコスメのレビューをしても、続かないと意味がありません。報酬率や報酬額よりは何を紹介するかを先に考えた方がいいでしょう。
検索する人をイメージする
ブログを開設しても、検索エンジンから訪問してくれる人がいないといつまで経っても収益には繋がりません。かといって、誰でも検索するような「クレジットカード ポイント 比較」などのキーワード(ビッグワードと呼ばれます)には競合サイトが大量にあって企業なども参入しているため太刀打ちができません。記事を何個か書いたぐらいではGoogleの10ページ目、20ページ目といった誰も見てくれないところに表示されるのがやっとといった状態になりかねないわけです。自分の得意なことをただ書くだけではなく、「検索してくれる人がいるかな?」「競合があまりいないキーワードってなんだろう?」というマーケティング的な側面を考える必要があるわけです。
キーワードの考え方
例えば、「クレジットカード 比較」だと競合が多くても、「クレジットカード ANAマイル 比較」だとパイがANAマイルを貯めたい人に限られるので競合が減ります。この考え方をすれば、「クレジットカードは競合が多いからダメか……」とすぐに諦めてしまう必要は決してないのはわかります。また、思い浮かんだキーワードを検索してみて、結果がいっぱい出てきたからといってあきらめなくても大丈夫です。もし、自分が検索した人の立場になってみて、「あまり有用そうな記事が無いな、自分ならもっと役に立つ記事が書けそう」と思ったらやってみる価値があります。
タイトルを必死で考える
検索した人は、Googleの検索結果ページに並んでいるタイトルを見てあなたのサイトに行くか、次のタイトルに移るかを決めます。どれだけ記事を頑張って書いても、タイトルでそれを表現できなければ意味はありません。ここでも、自分が検索する人の立場になって考えることで役に立ちそうなタイトルを考えることができるわけです。そういう意味でも、自分が好きなジャンルの記事を書くのがいいでしょう。
実際いくらぐらい儲かるの?
副業を考える上で、ゆくゆくは本業を辞めて副業だけで!と考えている人も多いでしょう。実際、アフィリエイトはどれぐらい儲かるのでしょうか?これは非常に難しい問題で、月の成果報酬額が1,000円にも満たない人もいれば、数千万円稼ぐ人がいるのは事実です。ただ、マニュアル通りにやって数千万稼げることは絶対にありませんし(だったら今頃全員大金持ちです)、ほとんどの人は本業より稼ぐことはできないと思った方がいいでしょう。ただ逆に、月に数万円ぐらいなら頑張ったらいけると思えば小さな収入ですが、インターネットで稼ぐ上で大きな糧になります。本業を超える!を目標にはせずに、まず月1万円!を目指してみるといいかもしれません。
筆者もアフィリエイトサイトを運営しており、バリバリ更新していた頃は月間数十万円ほど稼いでいた時期もありますが、最近は忙しくてあまり更新できず、月数万円にまで落ちてしまっています。ただ、全く更新せずに月に数万円の収益があるのはストック型ビジネスの大きなメリットであり、更新した記事が全て財産になるというのはこういうことなわけです。
AdSenseというもう一つの収益化手段
ブログ収益化の手段はアフィリエイトだけではありません。広告を貼るのも大きな手段の一つです。ただ、Google AdSenseを貼るのにはサイトコンテンツの審査があるため、ブログ開設当初では手を出すのが難しい面もあります。AdSenseについては別の記事で改めて紹介していきます。
まとめ
今回はブログの収益化についてご紹介しました。ほとんどの方が思ったより稼げなさそう……と思われたかもしれません。実際にブログアフィリエイトはライティングが好きな方じゃないと継続が難しいかもしれません。ただ、多趣味でライティングが得意な方ほど普段の趣味を活かせる分野でもあります。まずは目標を低めにして、趣味で始めてみるのがいいでしょう。
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