レンタルサーバーやSSL関係のお役立ちコラム

さくらのホームページ教室

メール容量制限値の設定幅が広がりました

2023年9月21日より、1メールアドレスあたりの容量制限値の設定幅が広がりました。本コラムではこちらの件についてお話します。

メール容量制限とは?  

「メール容量制限」とは、「1メールアドレス毎の受信箱の容量」の上限値を指しています。この数値を大きく設定すると、容量の大きな添付ファイルのメールや、メール自体の数を多くサーバーに残しておくことができます。 

レンタルサーバーのコントロールパネルにログイン後、メール > メール一覧> (メールアドレス毎の)設定 > 詳細設定 と進んでいくと下記の画面が表示されます。  

赤い枠で囲まれている部分が1メールアドレスあたりの受信容量になりますので、必要に応じて増減いただく形になっています。 

この受信容量ですが、今まではレンタルサーバーのストレージ容量いっぱいに設定できる訳ではなく、プラン毎に上限値が定められていました。例えばライトプランは2GB、スタンダードプランなら20GB、ビジネスプロなら100GBといった具合です。 

また今回のアップデートは「1通のメールに添付できるファイルの容量制限の撤廃」ではありませんのでご注意くださいね。 

メールの受信容量の設定幅がストレージ容量準拠に! 

2023年9月21日より、最大設定値がご契約プランのストレージ容量に準拠する形になりました。リセール向けサービスについてはアカウントに割り当てられたストレージ容量が上限となります。 詳しくは下記をご覧ください。 

対象サービス 

  • さくらのメールボックス
  • さくらのレンタルサーバ(全プラン)
  • さくらのマネージドサーバ(全プラン)  
  • さくらのレンタルサーバ リセール向けサービス  

プラン毎の1メールアドレスあたり容量上限 

プラン名従来2023年9月21日以降
さくらのメールボックス2GB20GB
さくらのレンタルサーバ ライト2GB100GB
さくらのレンタルサーバ スタンダード20GB300GB
さくらのレンタルサーバ ビジネス60GB600GB
さくらのレンタルサーバ ビジネスプロ100GB900GB
さくらのマネージドサーバ スモール100GB500GB
さくらのマネージドサーバ ミディアム200GB1TB
さくらのマネージドサーバ ラージ400GB2TB
詳しくはこちらをご覧ください。

ご利用上の注意 

  • 全メールアドレスの総容量とウェブコンテンツ等のデータ総容量の合計が、サーバーの全体ストレージを共有して保存されます。ストレージ全体の容量を超えない範囲での運用をお願いします。  
  • ストレージの総使用量が80%を超えると容量超過防止のためアクセスログの保存が停止しますのでご注意ください。  
  • メールは1つのフォルダ(ディレクトリ)に数万通のメールを保存しますとパフォーマンスが低下したりアクセスできなくなる可能性があります。定期的にファイルを削除したりディレクトリを分けるなどしてご利用ください。 

上手な使い方 

設定幅が大きくなったことにより、定額のプランでも1メールアドレスあたり数百GBの大容量を誇るメールを運用する事も可能になりました。さくらのメールボックスの容量の拡大も嬉しいですね。
ビジネスチャットの利用が目立ってきたとは言え、外部の方とのやりとりはメールを使う場面がまだまだ多いと思いますので是非ご活用ください。 

ただ繰り返しになりますが、1つのフォルダ(ディレクトリ)に数万通のメールを保存するとパフォーマンスの低下の恐れがありますので、別ディレクトリに分けるなどの運用をお願いできればと思います。 

またWebサイトやさくらぽけっと等で利用するデータ量ともバランスを取りつつ適切に設定くださいね。 

最後に 

これまで容量が使い切れないお声をいただく事も多かったのですが、今回のアップデートによって無駄なく容量を使っていただける手段を1つ増やすことが出来たのではないかと思っています。 

また書いていて思いましたが、メール容量だけで言えば Google Workspace の Business Starter プランより大分お得なような気がしてきました。

以上です。 

執筆 尾崎 翔一

さくらインターネットでWebマーケティングを担当。 サイト運用中の方にも役立つような記事も書いていきたいと思います。

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