レンタルサーバーやSSL関係のお役立ちコラム

さくらのホームページ教室

個人サイト回帰時代は訪れるのか?

誰もがいつでも・どこからでも情報発信出来るこの時代に、個人サイトへ回帰する動きがたびたび見受けられます。なぜ個人サイトが必要とされているのでしょうか?その理由をレンタルサーバーサービスの担当者がお話します。

個人サイトとは 

個人サイトとは名前の通り、業務利用ではない私的なWebサイトの事を言います。全盛期は90年代後半から2000年代前半と、SNSはおろか2003年頃に登場したブログより前の時代です。スマホだってありません。

当時は不特定多数が共用するサービス(掲示板など)以外で、発信者を明示しつつ情報を掲載したい場合はWebサイトを立ち上げるのが一般的でした。 デザインはメニューをフレームで分け、テーブルタグを使ってレイアウト。1ページ毎にメモ帳でタグ打ちをし、出来上がったらFTPソフトでアップロードといった流れを踏むので現在より情報発信の敷居が高いですね。 

Webサイトにはレンタルサーバーが付き物ですが、とりわけ有名なのはYahoo!ジオシティーズ(2019年3月31日でサービス終了)で、思い入れのある方も多いのではないかと思います。ちなみに筆者も初めてWebサイトを公開したのはYahoo!ジオシティーズでした。 

余談:当時のWeb表現あれこれ 

余談にはなりますが、個人サイトの一番の特徴はWebデザインや表現のバリエーションの豊富さだったのではと感じています。横にスクロールする文字や点滅する画像、レインボーカラー。鳴り響くBGMにキリ番踏み逃げ禁止、見えないリンク(TABキーで探したりソースコード見るとコメントアウトされている)、素材屋さんはやたら文字が小さいなど様々な表現がありました。
現在ではデザインの洗練が進んだ事と、物理的に画面が小さいスマホの普及といった事情もあり、一定の作法から外れたものは敬遠されてしまいますが、個性そして表現の力強さは当時が一番ではと感じています。 

個人サイトを持つ人が少なくなった現在 

その後、現在では日常のちょっとした一言はTwitter等へ、イラストや写真、小説などの趣味に関するものはそれぞれに特化したサービスを利用することが一般的になりました。自分でサイトを準備する必要無しに自分のページが持てて、色々な便利機能を利用する事ができるからですね。同じ趣味を持つ人との出会いやコミュニケーションが容易な事も利点です。 

一見メリットばかりに思えますが、実は想定しておく必要のあるリスクや注意点もあります。 

退会時やサービス終了時にデータのダウンロード等は出来る? 

サービスの利用をやめる時やサービス終了時にアップロードしていたデータはどうなるのかは一度確認をしておいたほうが良いかと思います。 

「ダウンロード」や「エクスポート」が可能であれば(加工は必要にせよ)何らかの形でデータを再利用出来るかもしれませんが、ダウンロードやエクスポートが不可能なサービスも少なくありません。つまり退会やサービス終了時にデータも消えてしまう可能性が高いという事になります。気になった方はこの機会に利用規約の再確認をおすすめします。 

個人サイトのメリット・デメリット 

個人サイトの大きなメリットはデータの管理権限が自分にある事と掲載内容の自由度が高い点です。レンタルサーバー側の利用規約はありますが、法令や公序良俗に反しない限りそこまで縛りのあるものでもありません。また独自ドメインが利用できる点も大きいですね。 

デメリットとしては自由度が高い反面、制作や管理の手間が発生する点です。特にスマホ普及以降はレスポンシブデザインが必須になりましたので、サイトを自作するにはプロ並みの知識が必要とされます。CSSが苦手な方や時短をしたい場合、更新の手間は掛かりますが、近年人気のWordPressを利用するのもおすすめです。無料で利用できますし、スマホ対応も標準対応しています。
そして個人サイト最大のデメリットとしては、Google検索から新規の方に発見されにくい点が挙げられます…。 

個人サイト回帰時代は訪れるのか? 

結論として、回帰するかは分かりませんが(SNSや他のサービスと)共存する事は出来ると思います。 

SNSや趣味系のWebサービスは基本的に提供されている機能の中で楽しむものなので、オリジナルのページを追加するといった事は出来ません。ただ、広く活動されている方であれば配信チャネルを一覧表示させたり、グッズ制作やイベント等の告知、問合せフォーム等も欲しいと感じる事もあるかと思います。そんな時は個人サイトを持つかどうか検討されても良いかもしれません。SNSや趣味系Webサービスから個人サイトへの流入が期待できますしね。 

個人サイト再開をご検討の方へ 

個人サイトを再開しようかなとお考えの方に最近のWebサイトの対応事項等をいくつかお伝えします。 

1つ目はスマホ対応です。具体的にはレスポンシブデザインという、CSSでパソコンとスマホどちらで見ても最適な見え方に整える手法を利用します。ただ対応にはプロ並みの知識が必要ですので、自作するとなると結構大変です。 

なので、WordPressを利用してしまうのがおすすめです。レスポンシブデザインもデフォルトで対応していますし、ある程度SEOに配慮された仕組みになっているのでコンテンツ(ページ内容)の充実に力を入れられます。プラグインという拡張機能を利用すれば問合せフォームも導入できるのです。 

2つ目はSSL化(https化)です。2018年から非SSLサイトに警告表示が開始された事もあって対応が進みました。SEOの順位にも影響します。さくらのレンタルサーバでは Let’s Encrypt という無料のSSL証明書を提供していますので、何も言わず導入してください。 

3つ目は独自ドメインの利用です。いまご覧いただいている方の中にも愛着のあるニックネームをお持ちの方は多いのではと思います。そのニックネームのドメインを取得して自分のサイトURLやメールアドレスとして利用すると結構満足度が高い(個人の感想)のでおすすめしたいです。SEO評価を集約できるといった現実的なメリットもあります。

最後に宣伝 

もし、個人サイトを再開される場合はさくらのレンタルサーバをご検討いただけると嬉しいです。プランはWordPressと無料SSLが使えて、月あたり425円〜とコスパも良いスタンダードプランが良いと思います。 

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執筆 尾崎 翔一

さくらインターネットでWebマーケティングを担当。 サイト運用中の方にも役立つような記事も書いていきたいと思います。