レンタルサーバーやSSL関係のお役立ちコラム

さくらのホームページ教室

ホームページ制作を外注した際のレンタルサーバーやドメインの契約はどうすれば良いの?にお答えします

初めて作るホームページを制作会社さんに外注する場合、レンタルサーバーやドメインの契約はどうすれば良いか迷ったことはありませんか?いくつかのケースに分けて説明します。

自社で契約(取得)する場合 

レンタルサーバーやドメインは決められた期間毎に契約更新(支払い)が必要な事もあり、利用者本人の名義で契約する事が1番シンプルで分かりやすいと思います。 

レンタルサーバーのプランやドメインの種類(.jpや.com)は様々な種類がありますので、契約前に外注先の制作会社さんと良く相談しておきましょう。 

契約を依頼する場合 

一先ず制作会社さんに契約をしてもらい、ホームページ納品などのタイミングで自社に引き渡してもらう方法もあります。少々手間は掛かりますが、さくらインターネットではレンタルサーバーとドメイン、どちらも契約の譲渡が可能です。 

また中には制作会社さんの名義のままレンタルサーバーやドメインを使っているケースもあるかもしれませんね。 

依頼する際に確認しておきたい点 

特に確認しておきたい点としては今後の運用についてだと思います。 

レンタルサーバーやドメインをどちらがどう管理するかの取り決めの意味で、先程例に挙げたように自社に引き渡して貰い、今後の更新は自社で行う方法や、毎年の更新含め制作会社さんに依頼する方法も考えられます。

何が正解とは一言では言えませんので、自社内の人員体制や知識の有無などを踏まえて相談し決めてみてください。 

万が一の事態が発生しても大丈夫なように 

万が一の事態とは、サーバーやドメインの契約更新が滞ってしまい、ホームページが公開出来なくなったり、失効したドメインが売りに出されて見知らぬ第三者に取得されてしまう事です。 

依頼先と急に連絡が取れなくなってしまって管理画面にログインが出来ず、更新手続きが出来ないといった話をSNSで見かけたことがあります。こういったトラブルに遭わない様に、管理は依頼してもサーバーの契約情報やログイン情報は自社でも保管しておくといった対策が必要です。

例えばトラブルが発生した際に、この情報を持ち合わせてないと、サーバー会社でも迅速にサポートすることができない場合があります。 

依頼内容は契約書に明記を 

依頼内容が決まったら、いつから契約して何を依頼するのかなどを契約書(注文書)に明記して取り交わしておきましょう。 

まとめ 

レンタルサーバーやドメインの契約はホームページのデザイン成果物などと比較すると目立ちにくいのですが、公開に欠かせない大切なものです。
外注先など他社に契約を依頼する場合は特に気をつけてみてくださいね! 

さらに速く、快適になった「さくらのレンタルサーバ」

2022年2月16日より、SSD化をはじめとした機材の刷新によって当社従来サーバーと比較して5倍の高速化を実現した新サーバーを提供開始しました。WordPressといったCMSも快適に動作します。

執筆 尾崎 翔一

さくらインターネットでWebマーケティングを担当。 サイト運用中の方にも役立つような記事も書いていきたいと思います。

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