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さくらのホームページ教室

ドメインを取得するには? gTLDドメイン、汎用JPドメイン、属性型JPドメインそれぞれの取得方法を解説

ドメインを取得する際の流れについて、さくらインターネット カスタマーサポート公式キャラクターのまりなが解説します。

まりな

カスタマーサポート公式キャラクターのまりなです! 一緒にがんばりましょう!

はじめに

ドメインにはいくつかの種類がありますが、それぞれ取得の方法が異なります。今回は、gTLDドメイン、汎用JPドメイン、属性型JPドメインの新規取得方法について、順番に解説していきます。それぞれのドメインの特徴は以下のとおりです。

  • gTLDドメイン(分野別トップレベルドメイン)
    国籍や種別等関係なく、個人や企業など誰でも取得できるドメインです。
    ※さくらインターネットでは、日本国内に住所をもつ個人・団体・組織のみが利用できます。
    ※さくらインターネットでは、[.com][.net][.org][.info][.biz][.mobi][.tokyo]のみ取得できます。
    ※ [.biz]は商用利用のみ可能です。

  • 汎用JPドメイン
    組織・個人を問わずに日本に住所があれば誰でもいくつでも取得できるドメインです。

  • 属性型JPドメイン
    機関や組織を表したドメインです。「1組織・1ドメイン」のルールがあり、登録できるドメイン名は1つのみです。また、取得するドメインによって必要な資格が異なり、メインの登録管理をしているJPRS(日本レジストリサービス)の審査にとおらないと取得できません。
    ※さくらインターネットでは、[.co.jp][or.jp][ne.jp][gr.jp][.ac.jp][.ed.jp][.go.jp]のみ取得できます。


ドメインの種類について、くわしくはこちらのコラムをご確認ください。
>>[さくらのホームページ教室]ドメインとは? メールアドレスやホームページとの関係、種類、関連用語を解説

gTLDドメイン、汎用JPドメインの新規取得方法

まずは、gTLDドメイン、汎用JPドメインの新規取得方法について解説します。

申し込みの流れ

  1. 「さくらのドメイン」サービスサイトから、取得したいドメインを検索します。


  2. 希望のドメインを検索し、取得ができるドメインに関しては「申し込む」と表示され、すでに別の方が取得済みのドメインに関しては「お申込みできません」と表示されます。希望のドメインが取得可能の場合は、「申し込む」をクリックします。


  3. 初めて利用する場合(会員IDをお持ちでない場合)は、「新規会員登録へ進む(無料)」から会員登録をおこなってください。すでに会員IDをお持ちの場合は、「ログイン」から会員情報を入力してログインしてください。
    ※会員IDは、さくらインターネットのサービスを初めての利用する際に発行される、半角英字3文字 数字5桁で構成されるIDです。(例:nnn12345)


  4. 取得年数とドメインの登録者名を入力し、次へ進みます。ここで入力した登録者の名前はドメインの所有者名としてドメイン情報に登録されます。取得完了後に、会員メニューから変更可能です。
    ※ドメイン情報はWHOIS情報の検索サービスにて一般に第三者にて閲覧可能な情報となります。


  5. 次に、支払方法を選択します。ドメインの新規取得、更新請求の支払方法は「クレジットカード払い」「請求書払い」「銀行振込」の3種類から選べます。希望する支払方法を選択したあと、「お申し込み内容の確認」をクリックします。くわしくはこちらのページをご確認ください。
    >>[サポートサイト]支払い方法の種類を知りたい

    ※クレジットカード払いを選択した場合、即時取得となります。取得完了したドメインのスペル等変更はできません。
    ※請求書払いを選択した場合、請求書発行手数料が加算されます。くわしくは [サポートサイト]請求書払いをしたい をご確認ください。


  6. 最終画面で、申込内容に間違いがないかチェックします。チェック完了後に、各種確認項目の【同意する】にチェックを入れます。問題が無ければ、「この内容で申し込む」をクリックしますと、申込完了となります。

申し込み後の流れ

クレジットカード払いは申込完了後、すぐに取得完了となりますが、請求書払いや銀行振込は、さくらインターネットで入金を確認したあとに取得作業に入ります。

なお、申し込み完了後でも取得作業に入るまでは、誰でも取得できる状態です。請求書払いや銀行振込の場合は入金確認に時間がかかるため、申し込み完了から取得作業までの間にタイムラグが生じます。そのため、確実にご希望のドメイン名を取得するのであれば、クレジットカード払いをおすすめします。

お支払方法ごとの取得日数や流れについては、こちらのページをご確認ください。
>>[サポートサイト]gTLD・汎用JPドメインを新規取得したい


また、2回目の請求より支払方法の変更を希望する場合は、会員メニューから変更手続が可能です。詳細はこちらのページをご確認ください。
>>独自ドメインの支払方法を変更したい

まりな

ドメインの取得は先願制のため、ご希望のドメインが僅差で第三者に取得される可能性があります。また、取得完了したドメインは、あとからスペルの変更やキャンセルはできません。最終確認画面でしっかりとドメインのスペルを確認しましょう!

属性型JPドメインの新規取得方法

続いて、属性型JPドメインの新規取得方法について解説します。gTLDドメイン、汎用JPドメインと異なり、取得に審査や資格が必要な場合がありますので、まずはその点について押さえておきましょう。

属性型JPドメインの申し込み前に確認すべきポイント

属性型JPドメインは、JPRSの審査と資格が求められます。なお、申請には「通常取得」「仮登録」の2通りがあります。

  • 通常取得
    すでに登記済みの法人組織等がお申し込みいただけます。
    ※すでに属性型ドメイン名を取得している法人は、「1組織1ドメイン名の原則」により、同種別のドメインを複数取得することはできません。たとえば、「A株式会社」で[co.jp]ドメインを持っていた場合、「B株式会社」に社名変更をしても、B株式会社では新しく[co.jp]ドメインを取得することはできません。

  • 仮登録
    6か月以内に登記予定がある場合、お申し込みいただけます。
    ※さくらインターネットでは、[co.jp]のみ仮登録手続きに対応しています。
    ※登記簿上の社名変更の場合、仮登録での申請は承れません。
    ※6か月以内に登記予定である場合、お申し込みいただけます。取得完了後、6か月以内に本登録の手続きをおこなわない場合、ドメインは廃止となります。

それぞれのケースでの取得資格と必要書類について、くわしくはこちらのページをご確認ください。
>>[サポートサイト]属性型JPドメインの取得資格と必要書類を知りたい

まりな

ドメインごとに必要な資格が異なりますので、必ずチェックしてくださいね。また、記載がない法人や特殊なケースの場合など、困ったときはカスタマーセンターにお問い合わせください。

>>[サポートサイト]お問い合わせ

申し込みの流れ

  1. 「さくらのドメイン」サービスサイトから、取得したいドメインを検索します。


  2. 希望のドメインを検索し、取得ができるドメインに関しては「申し込む」と表示され、できないドメインに関しては「お申込みできません」と表示されます。希望のドメインが取得可能の場合は、「申し込む」をクリックします。

  3. 初めて利用する場合(会員IDをお持ちでない場合)は、「新規会員登録へ進む(無料)」から会員登録をおこなってください。すでに会員IDをお持ちの場合は、「ログイン」から会員情報を入力してログインしてください。
    ※会員IDは、さくらインターネットのサービスを初めての利用する際に発行される、半角英字3文字 数字5桁で構成されるIDです。(例:nnn12345)


  4. お申込みしたいドメイン情報を入力し、「お支払い情報の入力」をクリックします。


  5. 次に、支払方法を選択します。ドメインの新規取得、更新請求の支払方法は「クレジットカード払い」「請求書払い」「銀行振込」の3種類から選べます。希望する支払方法を選択したあと、「お申し込み内容の確認」をクリックします。


  6. 最終画面で、申込内容に間違いがないかチェックします。チェック完了後に、各種確認項目の「同意する」にチェックを入れます。問題が無ければ、「この内容で申し込む」をクリックします。


  7. 申込完了となります。
    ※この時点では取得は完了していません。

申し込み後の流れ

クレジットカード払いは即時決済となりますが、請求書払いや銀行振込は、さくらインターネットで入金を確認したあとに次のステップに進みます。

その後、さくらインターネットから届くメールの案内に沿って、必要情報や必要書類を提出してください。
※必要書類のご提出が不要な種別もあります。
※仮登録の場合、この時点では必要書類の提出は不要です。ただし、取得完了後6か月以内に本登録手続きをおこなう必要があるため、きちんと準備しておきましょう。

>>[サポートサイト]属性型JPドメインの取得資格と必要書類を知りたい

提出いただいた情報や書類を確認したあと、さくらインターネットがJPRSに取得申請をおこないます。その後、JPRSでの審査が完了次第、さくらインターネットから結果が届きます。仮登録の場合は6か月以内に必要書類を送付する必要がありますので、忘れずに対応してくださいね。

まりな

「希望のドメインを検索して、申し込みをする」という流れは、gTLDドメイン、汎用JPドメインのときと同じです。違うのは、申し込み完了後に、必要な情報や書類を提出する必要がある点です。忘れず対応しましょう!

まとめ

gTLDドメイン、汎用JPドメイン、属性型JPドメインの新規取得方法について解説しました。とくに、属性型JPドメインは、取得資格や必要書類が求められますので、しっかりと事前にチェックしたうえでドメインの取得に取り掛かりましょう!

まりな

繰り返しになりますが、ドメインは先願制です。自分の希望するドメインが取得可能か、まずはさくらのドメインのサービスサイトで検索してみましょう! また、レンタルサーバの契約がお済みでない方は、ドメインとセットでのお申し込みもおすすめですよ。

>>[さくらのドメイン]ほしいドメインを検索する

>>[さくらのレンタルサーバ]ドメインとセットで申し込む

執筆 篠崎沙恵

資格スクールでのオウンドメディア編集・マーケティング担当を経て、2023年1月に中途でさくらインターネットに入社。おもに『さくマガ』編集、ユーザー向けメールマガジンを担当している。

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